士師記17章 自分の目に正しい事を行う時代
士師記17章 自分の目に正しい事を行う時代
士師の時代は、自分の目に正しい事を行う時代であった。神様の定めも、律法も知らず、自分で良いと思うままふるまった。神様に近づくために必要な過程や祭司の定めと掟が知らなかったため、神様がしてはならなかった偶像を作り、それを大事に持っていた。
そして、神殿を持ち、そこに祭司がいれば幸せになるという錯覚の中に生きていた。
主の御ことばは、私たちを正しく導き、どのように主に仕え、どのように生き、どのように歩むべきであるかを知らせてくださいます。これこそ、私たちが生きる方法であります。そこに、本当の幸せがあり、その道こそ主が人間に与えた最善の祝福があります。
主の御言葉を毎日の生活に適用し、その生きる原則に沿って歩みたいです。
アブラハム・リー
ゴスペルハウス
17:1 エフライムの山地に名をミカという男がいて、
17:2 母に言った。「銀千百シェケルが奪われたとき、あなたは呪い、そのことをわたしにも話してくれました。その銀はわたしが持っています。実はわたしが奪ったのです。」母は言った。「わたしの息子に主の祝福がありますように。」
17:3 彼が母に銀千百シェケルを返すと、母は言った。「息子のために彫像と鋳像を造っていただこうとして、この銀はこの手で聖別し、主におささげしたものです。今これをあなたに返します。」
17:4 彼が銀を母に返すと、母は銀二百シェケルを取って銀細工師に渡し、彫像と鋳像を造らせた。ミカの家にあったのはそれである。
17:5 このミカという男は神殿をもっており、エフォドとテラフィムを造って、息子の一人の手を満たして自分の祭司にしていた。
17:6 そのころイスラエルには王がなく、それぞれが自分の目に正しいとすることを行っていた。
17:7 ユダのベツレヘムに、ユダ族の一人の若者がいた。彼はレビ人でそこに寄留していた。
17:8 適当な寄留地を求めて、その人はユダのベツレヘムの町を離れ、旅を続けてエフライムの山地にあるミカの家まで来た。
17:9 ミカが、「どちらからおいでになりましたか」と声をかけると、彼は、「わたしはレビ人で、ユダのベツレヘムから来ました。適当な寄留地を求めて歩いているのです」と答えた。
17:10 ミカが、「わたしの家に住んで、父となり、祭司となってください。あなたには年に銀十シェケル、衣服一そろい、および食糧を差し上げます」と言った。レビ人は進み出た。
17:11 レビ人はその男と共に住むことに同意し、若者はその息子の一人のようになった。
17:12 ミカがこのレビ人の手を満たしたので、若者は祭司となり、ミカの家にとどまった。
17:13 ミカは、「レビ人がわたしの祭司になったのだから、今や主がわたしを幸せにしてくださることが分かった」と言った。