詩篇51篇 神の求めるいけにえ
詩篇51篇 神の求めるいけにえ
すべての国を自分の手にしたダビデは、自分の罪が示された時、それをごまかさないで、心を悔い改めた。そのメッセージを持ってきたのは、預言者ナタンであった。自分の地位から見ると拒むこともできたのではないか。
しかし、ダビデは、自分の罪を明らかにし、神様の前で自分の罪を悔い改めた。
しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を/神よ、あなたは侮られません。
神様の求めるいけにえは打ち砕かれた魂である。謙遜を保つ為に、自分のありのままの自分を見つめることが必要である。外側はいつも飾ることはできる。しかし、その心を正す為には、常に自分のありのままを見つめ、正しく認識する必要がある。その自分を裸に主の前にもって行き、神様から水の洗いと赦しを受け取り、自分を悔い改めることが、本当のいけにえである。
今日も、神様の前で悔い改める人を主は、大いに祝福し、受け入れてくださいます。
第1ヨハネ1:9 自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。
アブラハム・リー
ゴスペルハウス
51:1 【指揮者によって。賛歌。ダビデの詩。
51:2 ダビデがバト・シェバと通じたので預言者ナタンがダビデのもとに来たとき。】(すべての人には、過ちがある。しかし、それをどのように処理するかが、問題である。外側をいくらきれいに飾ることができても、人の心の中にある罪(的外れ)は、隠すことができない。神様がすべて見ておられるから。悔い改めは、神様との関係を回復する雄一の方法である。)
51:3 神よ、わたしを憐れんでください/御慈しみをもって。深い御憐れみをもって/背きの罪をぬぐってください。
51:4 わたしの咎をことごとく洗い/罪から清めてください。
51:5 あなたに背いたことをわたしは知っています。わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
51:6 あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し/御目に悪事と見られることをしました。あなたの言われることは正しく/あなたの裁きに誤りはありません。
51:7 わたしは咎のうちに産み落とされ/母がわたしを身ごもったときも/わたしは罪のうちにあったのです。
51:8 あなたは秘儀ではなくまことを望み/秘術を排して知恵を悟らせてくださいます。
51:9 ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください/わたしが清くなるように。わたしを洗ってください/雪よりも白くなるように。(ヒソプは、罪の洗いのために祭司が用いる道具である。)
51:10 喜び祝う声を聞かせてください/あなたによって砕かれたこの骨が喜び躍るように。
51:11 わたしの罪に御顔を向けず/咎をことごとくぬぐってください。
51:12 神よ、わたしの内に清い心を創造し/新しく確かな霊を授けてください。
51:13 御前からわたしを退けず/あなたの聖なる霊を取り上げないでください。
51:14 御救いの喜びを再びわたしに味わわせ/自由の霊によって支えてください。
51:15 わたしはあなたの道を教えます/あなたに背いている者に/罪人が御もとに立ち帰るように。
51:16 神よ、わたしの救いの神よ/流血の災いからわたしを救い出してください。恵みの御業をこの舌は喜び歌います。
51:17 主よ、わたしの唇を開いてください/この口はあなたの賛美を歌います。
51:18 もしいけにえがあなたに喜ばれ/焼き尽くす献げ物が御旨にかなうのなら/わたしはそれをささげます。
51:19 しかし、神の求めるいけにえは打ち砕かれた霊。打ち砕かれ悔いる心を/神よ、あなたは侮られません。
51:20 御旨のままにシオンを恵み/エルサレムの城壁を築いてください。
51:21 そのときには、正しいいけにえも/焼き尽くす完全な献げ物も、あなたに喜ばれ/そのときには、あなたの祭壇に/雄牛がささげられるでしょう。