詩篇62篇 わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう
詩篇62篇 わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう
ダビデは、自分の命を狙う人々が一つとなって追い込まれるとき、「わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう」と主にのみ目を向かいました。
私たちの生活にも、自分の力や権限を越えることに直面した時、自分の力を頼ることより、心を尽くして神に向かい信仰を持って主に依り頼むことしかできないことがあります。神様と人格的な交わりを持って歩む時、主の性格や性質を知ることから、私たちは、神を知る人となります。主を知る人は、どんな状況にも揺らされることがありません。
その時には、沈黙して、ただ神に向かいましょう。そこから、助けが来ます。
アブラハム・リー
ゴスペルハウス
62:1 【指揮者によって。エドトンに合わせて。賛歌。ダビデの詩。】
62:2 わたしの魂は沈黙して、ただ神に向かう。神にわたしの救いはある。
62:3 神こそ、わたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは決して動揺しない。
62:4 お前たちはいつまで人に襲いかかるのか。亡きものにしようとして一団となり/人を倒れる壁、崩れる石垣とし
62:5 人が身を起こせば、押し倒そうと謀る。常に欺こうとして/口先で祝福し、腹の底で呪う。〔セラ
62:6 わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。
62:7 神はわたしの岩、わたしの救い、砦の塔。わたしは動揺しない。
62:8 わたしの救いと栄えは神にかかっている。力と頼み、避けどころとする岩は神のもとにある。
62:9 民よ、どのような時にも神に信頼し/御前に心を注ぎ出せ。神はわたしたちの避けどころ。〔セラ
62:10 人の子らは空しいもの。人の子らは欺くもの。共に秤にかけても、息よりも軽い。
62:11 暴力に依存するな。搾取を空しく誇るな。力が力を生むことに心を奪われるな。
62:12 ひとつのことを神は語り/ふたつのことをわたしは聞いた/力は神のものであり
62:13 慈しみは、わたしの主よ、あなたのものである、と/ひとりひとりに、その業に従って/あなたは人間に報いをお与えになる、と。