第2歴代誌12章 安定後、主を捨てる者の終末
第2歴代誌12章 安定後、主を捨てる者の終末
神様は、人間の幸せのために律法を与えた。それに背くのは、自分の価値観で生きることであり、神様の勧誘もなく、ほしいままに生きることである。これは、非常に危険である。
神様は、イスラエルに最初から王を与えようとはしなかった。神様ご自身が彼らの良い羊飼いであるからです。しかし、周りの国々が王の制度を設けられて、イスラエルだけそれがないことから、自分たちの目に見えるリーダー的な存在を求めた。しかし、神様は、目に見えないが、イスラエルを正しく導くことを願った。人間は、強く王を求め、神様は、彼らの願う王を与えた。しかし、ダビデ以外に、その心が神様に適うものは、いなかった。
レハブアムもその一人であった。
レハブアムは国が固まり、自らも力をつけると、すべてのイスラエル人と共に主の律法を捨てた。
彼が主を背いてから、神様はエジプトを用いて、イスラエルを懲らしめた。レハブアムは、謙ったので、殺されることまではならなかったが、エジプトの僕のようになった。
レハブアム王の治世第五年に、エジプトの王シシャクがエルサレムに攻め上って来た。
彼らが主に背いたからである。主はこう言われる。『あなたたちはわたしを捨てた。わたしもあなたたちを捨て、シシャクの手に渡す。
イスラエルの将軍たちは王と共にへりくだって言った。「主は正しい。」
主は彼らがへりくだるのを御覧になった。主の言葉がシェマヤに臨んだ。
「彼らがへりくだったので、わたしは彼らを滅ぼさず、間もなく彼らに救いを与える。わたしの怒りをシシャクの手によってエルサレムに注ぐことはしない。 ただし、彼らはシシャクに仕える者となり、わたしに仕えることと、地の王国に仕えることとの違いを知るようになる。
王がへりくだったので、主の怒りは彼から離れ、彼が徹底的に滅ぼされることはなかった。
彼は心を定めて主を求めることをせず、悪を行った。
主の戒めを忘れてはならない。私たちの生活に神様の勧誘があるとき、それを自分の生活に適用することで、正しい道を歩むことができる。そのように歩む為に、神様との関係を持つ為の、時間を供にし、毎日神様に伺うことから良い道が開かれる。
アブラハム・リー
ゴスペルハウス
12:1 レハブアムは国が固まり、自らも力をつけると、すべてのイスラエル人と共に主の律法を捨てた。(これがすべての人類の問題である。)
12:2 レハブアム王の治世第五年に、エジプトの王シシャクがエルサレムに攻め上って来た。彼らが主に背いたからである。
12:3 彼は戦車千二百両、騎兵六万を擁し、彼がエジプトから率いてきたリビア人、スキイム人、クシュ人の民は数えきれないほどであった。
12:4 彼はユダの砦の町を次々に陥れ、エルサレムにまで迫った。
12:5 預言者シェマヤが、シシャクのことでエルサレムに集まっているレハブアムとユダの将軍たちのところに来て言った。「主はこう言われる。『あなたたちはわたしを捨てた。わたしもあなたたちを捨て、シシャクの手に渡す。』」
12:6 イスラエルの将軍たちは王と共にへりくだって言った。「主は正しい。」(悔い改める・謙ることが最高!)
12:7 主は彼らがへりくだるのを御覧になった。主の言葉がシェマヤに臨んだ。「彼らがへりくだったので、わたしは彼らを滅ぼさず、間もなく彼らに救いを与える。わたしの怒りをシシャクの手によってエルサレムに注ぐことはしない。
12:8 ただし、彼らはシシャクに仕える者となり、わたしに仕えることと、地の王国に仕えることとの違いを知るようになる。」
12:9 エジプトの王シシャクはエルサレムに攻め上り、主の神殿と王宮の宝物を奪い取った。彼はすべてを奪い、ソロモンが作った金の盾も奪い取った。
12:10 レハブアム王は、その代わりに青銅の盾を作り、王宮の入り口を守る近衛兵の長たちの手に託した。
12:11 王が主の神殿に来る度ごとに、近衛兵たちは来てその盾を持ち、また近衛兵の詰め所に戻した。
12:12 王がへりくだったので、主の怒りは彼から離れ、彼が徹底的に滅ぼされることはなかった。ユダにも良い事があった。
12:13 レハブアム王はエルサレムで勢力を増し、国を支配した。レハブアムは四十一歳で王となり、十七年間エルサレムで王位にあった。エルサレムは、主が御名を置くためにイスラエルのすべての部族の中から選ばれた都であった。レハブアムの母の名はナアマと言い、アンモン人であった。(彼は母の影響によって神様を捨てることとなったのではないか?)(結婚の大切さが分かる。)
12:14 彼は心を定めて主を求めることをせず、悪を行った。(ここがすべての問題の根底である。)
12:15 レハブアムの事績は、初期のことも後期のことも、『預言者シェマヤと先見者イドの言葉』に系図に従って記されている。レハブアムとヤロブアムの間には戦いが絶えなかった。
12:16 レハブアムは先祖と共に眠りにつき、ダビデの町に葬られた。その子アビヤがレハブアムに代わって王となった。