第2歴代誌16章 主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる。
第2歴代誌16章 主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる。
アサの治世の前半は、神様を頼りとする時期であり、後半は、目に見えるものを頼りとした。エジプトの多くの軍隊に対してアサ王は、神を頼りとして、大きな勝利を得ることができたが、イスラエルに向かって、異邦の助けを求めて、神様より同盟した人々を頼りとし、その目的は果たしたが、神様を頼りともせず、また、預言者の言葉も受け取らなかった。体の病気にもかかわらず、医者を頼りとし、神様を頼りにしようともしなかった。
主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる。
私たちの生活にも大きな波がある。良いときもあれば、良くないときが来る。その波の中で、私に必要なのは、時が良くても悪くても、天地を創造された神様を頼りとし、神様を追い求めることから、シオンの山から助けが来ることを覚えて歩み続けたいと思います。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
16:1 アサの治世第三十六年に、イスラエルの王バシャはユダに攻め上って来て、ラマに砦を築き、ユダの王アサの動きを封じようとした。
16:2 アサは主の神殿と王宮の宝物庫から銀と金を取り出し、ダマスコに座を置くアラムの王ベン・ハダドに贈って言った。
16:3 「わたしとあなた、わたしの父とあなたの父との間には同盟が結ばれています。わたしはここに銀と金をあなたにお届けします。イスラエルの王バシャとの同盟を直ちに破棄し、彼をわたしから離れ去らせてください。」
16:4 ベン・ハダドはアサ王の願いを入れ、配下の軍の長たちをイスラエルの町々に送り、イヨン、ダン、アベル・マイムおよびナフタリの町のすべての補給基地を攻略させた。
16:5 バシャはこれを聞くと、ラマの構築をやめ、その作業を中止した。
16:6 アサ王はユダの人々を総動員して、バシャがラマ構築に用いた石材と木材を運んで来させ、それを用いて、ゲバとミツパに砦を築いた。
16:7 そのとき、先見者ハナニがユダの王アサのもとに来て言った。「あなたはアラム王を頼みとし、あなたの神、主を頼みとしなかった。それゆえ、アラムの王の軍隊はあなたの支配を離れる。
16:8 クシュ人とリビア人は非常に多くの戦車と騎兵を有する大きな軍隊であったが、あなたが主を頼みとしたので、主は彼らをあなたの手に渡されたではないか。
16:9 主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる。この事について、あなたは愚かだった。今後、あなたには戦争が続く。」
16:10 アサは先見者のこの言葉を聞いて怒り、彼を獄に投じた。この事で彼に対して激しく怒ったからである。またアサはそのとき、民の中のある者たちを虐待した。
16:11 アサの事績は、初期のことも後期のことも、『ユダとイスラエルの列王の書』に記されている。
16:12 アサはその治世第三十九年に足の病にかかり、その病は極めて重かった。その病の中にあっても、彼は主を求めず、医者に頼った。
16:13 アサはその治世第四十一年に先祖と共に眠りにつき、死んだ。
16:14 彼はダビデの町に掘っておいた墓に葬られた。人々は特別な技術で混ぜ合わせた種々の香料の満ちた棺に彼を納め、また彼のために非常に大きな火をたいた。