ヨハネ1章1節 「ことばを通して働かれる神」
ヨハネ一章
1:初めに、ことばがあった。ことばは神とともにあった。ことばは神であった。
「ことば」とはなんでしょう。
もちろん神、イエスキリストのことなのですが、筆者のヨハネがわざわざイエスのことを「ことば」と著したのには理由があると思います。
・初めに神は「ことば」で世界を造られました。
「神は仰せられた『光があれ。』 すると光があった。」 (創世記1:3)
・神は御使い、預言者、祭司、師士たちなどを通していつも言葉で語られた。
・イエスはいつも言葉で癒された、また悪霊を追い出された。
「ですから、私のほうから伺うことさえ失礼と存じました。ただ、おことばをいただかせてください。そうすれば、わたしのしもべは必ずいやされます。」 (ルカ7:7)
「人々はみな驚いて、互いに話し合った。『今のこのおことばはどうだ。権威と力でお命じになったので汚れた霊でも出て行ったのだ。」 (ルカ4:36)
☆神、イエスはいつも言葉を通して働かれた。そしてその言葉には権威があった。
「人々はその教えに驚いた。その言葉に権威があったからである。」(ルカ4:32)
神の言葉には力があります。
神は言葉によって私たちとコミュニケーションをとられます。
神は彼自身の言葉を聖書というかたちで残してくださいました。
はじめは聖書は口伝えでした。
初代にはヘブル語、ギリシャ語、アラム語などの写本しかありませんでした。
中世の教会では理解できなくともラテン語でしか聖書は読まれませんでした。
現在、聖書が自分の母国語でいつでも読めるのは感謝なことです。
☆神の言葉に耳を傾けましょう。
-まとめ-
☆神は言葉、聖書を通して私たちに語られる。
☆神の言葉には力がある。
☆神はいつも言葉を通して働かれる。
☆神の言葉に耳を傾けよう。