雅歌4章 すばらしい香り
雅歌4章 すばらしい香り
新約聖書には、キリストと教会である私達の関係を以下のように表現しています。
第2コリント2:14 神に感謝します。神は、わたしたちをいつもキリストの勝利の行進に連ならせ、わたしたちを通じて至るところに、キリストを知るという知識の香りを漂わせてくださいます。
2:15 救いの道をたどる者にとっても、滅びの道をたどる者にとっても、わたしたちはキリストによって神に献げられる良い香りです。
私達が神様を知ることは、かおりとして、周りに放つものです。
良くても、良くなくても香ることには代わりがありません。出来れば、良い香りを放つことが出来るようにしたいと思います。
キリストが見本となった生き方に従って、歩みたいと思います。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
4:1 恋人よ、あなたは美しい。あなたは美しく、その目は鳩のよう/ベールの奥にひそんでいる。髪はギレアドの山を駆け下る山羊の群れ。
4:2 歯は雌羊の群れ。毛を刈られ/洗い場から上って来る雌羊の群れ。対になってそろい、連れあいを失ったものはない。
4:3 唇は紅の糸。言葉がこぼれるときにはとりわけ愛らしい。ベールの陰のこめかみはざくろの花。
4:4 首はみごとに積み上げられたダビデの塔。千の盾、勇士の小盾が掛けられている。
4:5 乳房は二匹の小鹿。ゆりに囲まれ草をはむ双子のかもしか。
4:6 夕べの風が騒ぎ、影が闇にまぎれる前に/ミルラの山に登ろう、乳香の丘にわたしは登ろう。
4:7 恋人よ、あなたはなにもかも美しく/傷はひとつもない。
4:8 花嫁よ、レバノンからおいで/おいで、レバノンから出ておいで。アマナの頂から、セニル、ヘルモンの頂から/獅子の隠れが、豹の住む山から下りておいで。
4:9 わたしの妹、花嫁よ/あなたはわたしの心をときめかす。あなたのひと目も、首飾りのひとつの玉も/それだけで、わたしの心をときめかす。
4:10 わたしの妹、花嫁よ、あなたの愛は美しく/ぶどう酒よりもあなたの愛は快い。あなたの香油は/どんな香り草よりもかぐわしい。
4:11 花嫁よ、あなたの唇は蜜を滴らせ/舌には蜂蜜と乳がひそむ。あなたの衣はレバノンの香り。
4:12 わたしの妹、花嫁は、閉ざされた園。閉ざされた園、封じられた泉。
4:13 ほとりには、みごとな実を結ぶざくろの森/ナルドやコフェルの花房
4:14 ナルドやサフラン、菖蒲やシナモン/乳香の木、ミルラやアロエ/さまざまな、すばらしい香り草。
4:15 園の泉は命の水を汲むところ/レバノンの山から流れて来る水を。
4:16 北風よ、目覚めよ。南風よ、吹け。わたしの園を吹き抜けて/香りを振りまいておくれ。恋しい人がこの園をわがものとして/このみごとな実を食べてくださるように。