イザヤ1章 悔い改める者は恵みの御業によって贖われる。
イザヤ1章 悔い改める者は恵みの御業によって贖われる。
今日から、イザヤという預言者の言葉を始めます。個人的には、何度かこの預言書を通して色んなことが示されたことがあります。
今日は、一番大切な内容が書いてあります。
悔い改める者は恵みの御業によって贖われる。
当時のイスラエルは、堕落した状態で、宗教的な行いでいけにえを捧げたりはしていましたが、心は神様から遠くありました。そのような捧げものより神様は、彼らの心が神様の近くあることを願っていました。
また、造られたイスラエルの都市では、不正や弱者への圧迫などがあり、神様の目に適わないものでした。
このような状況から、神様は彼らを呼びかけて、イザヤを通して、神様の言葉を語られました。
その代表的な命令は、「悔い改める」ことです。「悔い改める」ことは、今まで生きた生活の方向から離れ、神様に近づき、完全に異なった歩みをすることです。それの決心と行動を共に変更することで、「悔い改める」ことになります。
罪というのは、「的外れ」とも言えます。犯罪という概念より、神様が設定した方向に向かって歩むことから外れている状態が、罪の生活と考えられます。
自分の罪を悔い改めることは、今まで自分勝手なあゆみをしていたところから、その方向を変え、神様に向かって近寄り、そして、神様の御言葉を通して語らえることを守り行うことを決心することを「悔い改める」と言います。
これは、私たちに大きな変化をもたらします。
- 自分中心的な生活から神様中心的な生活になる事です。
- 自分に対して死んで、キリストを信じる信仰により生きることから、不平、不満から開放されます。
- 生きる喜びが与えられます。
- 生きる目的が見えてきます。
- 感謝する気持ちが多くなります。
- 職場で、人の目を気にするより、神様を畏れ、自分の仕事に忠実になります。
- 恵みと哀れむことができるようになります。
人を妬まないようになったこともあります。なぜなら、神様の自分への計画があるから、人と比べる必要がなくなり、自分に与えられた生活に集中できるようになるからです。
神様は、今日も、悔い改める人を哀れみ、その人に必要なすべてを満たしてくださいます。
感謝を込めて・・・
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
1:1 アモツの子イザヤが、ユダとエルサレムについて見た幻。これはユダの王、ウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤの治世のことである。
1:2 天よ聞け、地よ耳を傾けよ、主が語られる。わたしは子らを育てて大きくした。しかし、彼らはわたしに背いた。
1:3 牛は飼い主を知り/ろばは主人の飼い葉桶を知っている。しかし、イスラエルは知らず/わたしの民は見分けない。
1:4 災いだ、罪を犯す国、咎の重い民/悪を行う者の子孫、堕落した子らは。彼らは主を捨て/イスラエルの聖なる方を侮り、背を向けた。
1:5 何故、お前たちは背きを重ね/なおも打たれようとするのか/頭は病み、心臓は衰えているのに。
1:6 頭から足の裏まで、満足なところはない。打ち傷、鞭のあと、生傷は/ぬぐわれず、包まれず/油で和らげてもらえない。
1:7 お前たちの地は荒廃し、町々は焼き払われ/田畑の実りは、お前たちの目の前で/異国の民が食い尽くし/異国の民に覆されて、荒廃している。
1:8 そして、娘シオンが残った/包囲された町として。ぶどう畑の仮小屋のように/きゅうり畑の見張り小屋のように。
1:9 もし、万軍の主がわたしたちのために/わずかでも生存者を残されなかったなら/わたしたちはソドムのようになり/ゴモラに似たものとなっていたであろう。
1:10 ソドムの支配者らよ、主の言葉を聞け。ゴモラの民よ/わたしたちの神の教えに耳を傾けよ。
1:11 お前たちのささげる多くのいけにえが/わたしにとって何になろうか、と主は言われる。雄羊や肥えた獣の脂肪の献げ物に/わたしは飽いた。雄牛、小羊、雄山羊の血をわたしは喜ばない。
1:12 こうしてわたしの顔を仰ぎ見に来るが/誰がお前たちにこれらのものを求めたか/わたしの庭を踏み荒らす者よ。
1:13 むなしい献げ物を再び持って来るな。香の煙はわたしの忌み嫌うもの。新月祭、安息日、祝祭など/災いを伴う集いにわたしは耐ええない。
1:14 お前たちの新月祭や、定められた日の祭りを/わたしは憎んでやまない。それはわたしにとって、重荷でしかない。それを担うのに疲れ果てた。
1:15 お前たちが手を広げて祈っても、わたしは目を覆う。どれほど祈りを繰り返しても、決して聞かない。お前たちの血にまみれた手を
1:16 洗って、清くせよ。悪い行いをわたしの目の前から取り除け。悪を行うことをやめ
1:17 善を行うことを学び/裁きをどこまでも実行して/搾取する者を懲らし、孤児の権利を守り/やもめの訴えを弁護せよ。
1:18 論じ合おうではないか、と主は言われる。たとえ、お前たちの罪が緋のようでも/雪のように白くなることができる。たとえ、紅のようであっても/羊の毛のようになることができる。
1:19 お前たちが進んで従うなら/大地の実りを食べることができる。
1:20 かたくなに背くなら、剣の餌食になる。主の口がこう宣言される。
1:21 どうして、遊女になってしまったのか/忠実であった町が。そこには公平が満ち、正義が宿っていたのに/今では人殺しばかりだ。
1:22 お前の銀は金滓となり/良いぶどう酒は水で薄められている。
1:23 支配者らは無慈悲で、盗人の仲間となり/皆、賄賂を喜び、贈り物を強要する。孤児の権利は守られず/やもめの訴えは取り上げられない。
1:24 それゆえ、主なる万軍の神/イスラエルの力ある方は言われる。災いだ/わたしは逆らう者を必ず罰し/敵対する者に報復する。
1:25 わたしは手を翻し/灰汁をもってお前の滓を溶かし/不純なものをことごとく取り去る。
1:26 また、裁きを行う者を初めのときのように/参議を最初のときのようにする。その後に、お前は正義の都/忠実な町と呼ばれるであろう。
1:27 シオンは裁きをとおして贖われ/悔い改める者は恵みの御業によって贖われる。
1:28 背く者と罪人は共に打ち砕かれ/主を捨てる者は断たれる。
1:29 慕っていた樫の木のゆえにお前たちは恥を受け/喜びとしていた園のゆえに嘲られる。
1:30 お前たちは葉のしおれた樫の木のように/水の涸れた園のようになる。
1:31 強い者も麻の屑となり、その行いは火花となり/共に燃え上がり、消す者はいない。