イザヤ9章 民は自分たちを打った方に立ち帰らず、万軍の主を求めようとしなかった。
イザヤ9章 民は自分たちを打った方に立ち帰らず/万軍の主を求めようとしなかった。
ダビデ王に対する神様の約束は、その子孫まで哀れみと恵を与えることでした。しかし、イスラエルは、自分勝手な道を選び、神様から離れ、神様を主として迎えていませんでした。
これが原因となり、神様の罰が与えられていました。これは、その状況を通して、彼らが神様の身元に戻ってこられる一つの機会でしたが、彼らは、神様の元へ来ようともしませんでした。
民は自分たちを打った方に立ち帰らず/万軍の主を求めようとしなかった。
それが原因となり、神様の裁きの手が終わらないまま、人々の心が神様から遠ざかれたまま、その裁きを受けていました。
早く、神様の元に戻り、悔い改め、立ち返ることが出来たのでしたら、ダビデの子孫に与えられた祝福や恵は回復され、神様の良い実を受け取ることが出来たのに・・・・
いつも、現在の仕事やプロジェクトが神様より上にあるのは、好ましくないことです。それらを与えられた神様を最優先し、その方の言い分を聞き入れることが最高の優先順位です。
アブラハム・リー@ゴスペルハウス
9:1 闇の中を歩む民は、大いなる光を見/死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
9:2 あなたは深い喜びと/大きな楽しみをお与えになり/人々は御前に喜び祝った。刈り入れの時を祝うように/戦利品を分け合って楽しむように。
9:3 彼らの負う軛、肩を打つ杖、虐げる者の鞭を/あなたはミディアンの日のように/折ってくださった。
9:4 地を踏み鳴らした兵士の靴/血にまみれた軍服はことごとく/火に投げ込まれ、焼き尽くされた。
9:5 ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。権威が彼の肩にある。その名は、「驚くべき指導者、力ある神/永遠の父、平和の君」と唱えられる。
9:6 ダビデの王座とその王国に権威は増し/平和は絶えることがない。王国は正義と恵みの業によって/今もそしてとこしえに、立てられ支えられる。万軍の主の熱意がこれを成し遂げる。
9:7 主は御言葉をヤコブに対して送り/それはイスラエルにふりかかった。
9:8 民はだれもかれも/エフライム、サマリアの住民も/それを認めたが、なお誇り、驕る心に言った。
9:9 「れんがが崩れるなら、切り石で家を築き/桑の木が倒されるなら、杉を代わりにしよう。」
9:10 主は民に対して、苦しめる者レツィンを興し/敵を奮い立たせられた。
9:11 アラムは東から、ペリシテは西から/大口を開けて、イスラエルを食らった。しかしなお、主の怒りはやまず/御手は伸ばされたままだ。
9:12 民は自分たちを打った方に立ち帰らず/万軍の主を求めようとしなかった。
9:13 それゆえ主は、イスラエルから頭も尾も/しゅろの枝も葦の茎も一日のうちに断たれた。
9:14 長老や尊敬される者、これが頭/偽りを教える者、預言者、これが尾だ。
9:15 この民を導くべき者は、迷わす者となり/導かれる者は、惑わされる者となった。
9:16 それゆえ、主は若者たちを喜ばれず/みなしごややもめすらも憐れまれない。民はすべて、神を無視する者で、悪を行い/どの口も不信心なことを語るからだ。しかしなお、主の怒りはやまず/御手は伸ばされたままだ。
9:17 まことに悪は火のように燃え/茨とおどろをなめ尽くす。森の茂みに燃えつき、煙の柱が巻き上がる。
9:18 万軍の主の燃える怒りによって、地は焼かれ/民は火の燃えくさのようになり/だれもその兄弟を容赦しない。
9:19 右から切り取っても、飢えている。左に食らいついても、飽くことができない。だれも皆、自分の同胞の肉を食らう。
9:20 マナセはエフライムを、エフライムはマナセを/そして彼らは共にユダを襲う。しかしなお、主の怒りはやまず/御手は伸ばされたままだ。