Ⅱ歴代誌10章 年寄りを尊敬しない世代
Ⅱ歴代誌10:8
「しかし彼は長老たちの与えた助言を退け、
自分と一緒に大きくなって自分に仕えている若者たちに相談した。」
この箇所は、ソロモンが死んだ後、
レハブアムという王がしたことについて書かれています。
彼は今までソロモン王に使えてきた現役の知恵ある
長老たちの言葉を退けて、自分と同じ世代の人に相談しました。
その結果、イスラエルが王に従わなくなったのです。
最近TVなどで年寄りをバカにするような番組があったりしますが、
何より悲しいのは、子供たちが年寄りを尊敬しないことです。
年寄りが話してる時にゲームをやってる子供は
今の時代には珍しくありません。
でも神様は、そんなことを望まれてはいないと思います。
家族が共に愛し合い、尊敬し合うことを願われていると思います。
だから、目上の人を尊敬することは
いつの時代にも必要なことだと思いました。
サムエル・リー
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10:8 しかし彼は長老たちが与えた勧めをすてて、自分と一緒に大きくなって自分に仕えている若者たちに相談して、
10:9 彼らに言った、「あなたがたは、この民がわたしに向かって、『あなたの父上が、われわれに負わせたくびきを軽くしてください』と言うのに、われわれはなんと返答すればよいと思いますか」。
10:10 彼と一緒に大きくなった若者たちは彼に言った、「あなたに向かって、『あなたの父は、われわれのくびきを重くしたが、あなたは、それをわれわれのために軽くしてください』と言ったこの民に、こう言いなさい、『わたしの小指は父の腰よりも太い、
10:11 父はあなたがたに重いくびきを負わせたが、わたしはさらに、あなたがたのくびきを重くしよう。父はむちであなたがたを懲らしたが、わたしはさそりであなたがたを懲らそう』」。
10:12 さてヤラベアムと民は皆、王が「三日目にわたしのところに来なさい」と言ったとおりに、三日目にレハベアムのところへ行った。
10:13 王は荒々しく彼らに答えた。すなわちレハベアム王は長老たちの勧めをすて、
10:14 若者たちの勧めに従い、彼らに告げて言った、「父はあなたがたのくびきを重くしたが、わたしは更にこれを重くしよう。父はむちであなたがたを懲らしたが、わたしはさそりであなたがたを懲らそう」。
10:15 このように王は民の言うことを聞きいれなかった。これは主が、かつてシロびとアヒヤによって、ネバテの子ヤラベアムに言われた言葉を成就するために、神がなされたのであった。
10:16 イスラエルの人々は皆、王が自分たちの言うことを聞きいれないのを見たので、民は王に答えて言った、/「われわれはダビデのうちに何の分があろうか。われわれはエッサイの子のうちに嗣業がない。イスラエルよ、めいめいの天幕に帰れ。ダビデよ、今あなたの家を見よ」。そしてイスラエルは皆彼らの天幕へ去って行った。
10:17 しかしレハベアムはユダの町々に住んでいるイスラエルの人々を治めた。
10:18 レハベアム王は徴募人の監督であったアドラムをつかわしたが、イスラエルの人々が石で彼を撃ち殺したので、レハベアム王は急いで車に乗り、エルサレムに逃げた。
10:19 こうしてイスラエルはダビデの家にそむいて今日に至った。