エレミヤ10章 万物の創造者
エレミヤ10章 万物の創造者
神様は、この章では、「万物の創造者」として紹介されています。
また、イスラエルが拝んでいる全ての偶像は、人間の作られたものであることを語っています。
「森から切り出された木片/木工がのみを振るって造ったもの。金銀で飾られ/留め金をもって固定され、身動きもしない。きゅうり畑のかかしのようで、口も利けず/歩けないので、運ばれて行く。そのようなものを恐れるな。彼らは災いをくだすことも/幸いをもたらすこともできない。それはタルシシュからもたらされた銀箔/ウファズの金、青や紫を衣として/木工や金細工人が造ったもの/いずれも、巧みな職人の造ったものです。」
上記のように、表現されているのが、偶像の本質です。
また、そのように拝まれているものは、「人は皆、愚かで知識に達しえない。金細工人は皆、偶像のゆえに辱められる。鋳て造った像は欺瞞にすぎず/霊を持っていない。 彼らは空しく、また嘲られるもの/裁きの時が来れば滅びてしまう。」と説明されています。
その神々の終末は、「天と地を造らなかった神々は/地の上、天の下から滅び去る、と。」 神様は、言います。
それに比べて、創造主の神様は、「主は真理の神、命の神、永遠を支配する王。御力をもって大地を造り/知恵をもって世界を固く据え/英知をもって天を広げられた方。主が御声を発せられると、天の大水はどよめく。地の果てから雨雲を湧き上がらせ/稲妻を放って雨を降らせ/風を倉から送り出される。万物の創造者であり/その御名は万軍の主。」 として、紹介されています。
この差は、大きいです。 「万物の創造者」である、神様を信じることとその方の言う事を守り行うことこそ、信仰である、本当の神様であることを語ります。
全ての人は、何かを信じようとするが、大事なのは、その信仰の相手です。その相手を区別する大きな違いは、世界がある前から、存在し、今の全ての宇宙、地球、そして、人間をお創りになった神様を信仰の対象とすることが本来生きる人間のあり方です。
イエス様が、人間の形で、この世に来られたのは、本当の神様を紹介するためです。また、イエス様の神性と人性は、100%神であり、100%人であるからこそ、罪の無い人として、全ての人の身代わりに、なって、罪を赦すことが出来ます。人間の死の原因は、この「罪」があるからです。災害や病気が始まったのも、人間の罪があるからです。
それは、全ての人が罪を犯したので、神様の栄養に至ることができないから、イエス様は、この世に来られ、神様と人間の橋役をして下さったのです。
空しい人間の手で作られたものを拝むより、天地を創造された神様を拝むべきです。その方は、聖書という書物にご自身を表し、全ての人が聖書の神様を信じることを願っています。
イスラエルは、この神様の言う事を聞かなかったため、滅ばれました。
私たちが、創造主の神様を拝むこととその方を信仰の相手として受け入れることで、幸いを得ることが出来ます。罪が、赦され、真理によって自由を得ることが出来ます。
それが、幸いです。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
10:1 イスラエルの家よ、主があなたたちに語られた言葉を聞け。
10:2 主はこう言われる。異国の民の道に倣うな。天に現れるしるしを恐れるな。それらを恐れるのは異国の民のすることだ。
10:3 もろもろの民が恐れるものは空しいもの/森から切り出された木片/木工がのみを振るって造ったもの。
10:4 金銀で飾られ/留め金をもって固定され、身動きもしない。
10:5 きゅうり畑のかかしのようで、口も利けず/歩けないので、運ばれて行く。そのようなものを恐れるな。彼らは災いをくだすことも/幸いをもたらすこともできない。
10:6 主よ、あなたに並ぶものはありません。あなたは大いなる方/御名には大いなる力があります。
10:7 諸国民の王なる主よ/あなたを恐れないものはありません。それはあなたにふさわしいことです。諸国民、諸王国の賢者の間でも/あなたに並ぶものはありません。
10:8 彼らは等しく無知で愚かです。木片にすぎない空しいものを戒めとしています。
10:9 それはタルシシュからもたらされた銀箔/ウファズの金、青や紫を衣として/木工や金細工人が造ったもの/いずれも、巧みな職人の造ったものです。
10:10 主は真理の神、命の神、永遠を支配する王。その怒りに大地は震え/その憤りに諸国の民は耐ええない。
10:11 このように彼らに言え。天と地を造らなかった神々は/地の上、天の下から滅び去る、と。
10:12 御力をもって大地を造り/知恵をもって世界を固く据え/英知をもって天を広げられた方。
10:13 主が御声を発せられると、天の大水はどよめく。地の果てから雨雲を湧き上がらせ/稲妻を放って雨を降らせ/風を倉から送り出される。
10:14 人は皆、愚かで知識に達しえない。金細工人は皆、偶像のゆえに辱められる。鋳て造った像は欺瞞にすぎず/霊を持っていない。
10:15 彼らは空しく、また嘲られるもの/裁きの時が来れば滅びてしまう。
10:16 ヤコブの分である神はこのような方ではない。万物の創造者であり/イスラエルはその方の嗣業の民である。その御名は万軍の主。
10:17 包囲されて座っている女よ/地からお前の荷物を集めよ。
10:18 主はこう言われる。見よ、今度こそ/わたしはこの地の住民を投げ出す。わたしは彼らを苦しめる/彼らが思い知るように。
10:19 ああ、災いだ。わたしは傷を負い/わたしの打ち傷は痛む。しかし、わたしは思った。「これはわたしの病/わたしはこれに耐えよう。」
10:20 わたしの天幕は略奪に遭い/天幕の綱はことごとく断ち切られ/息子らはわたしのもとから連れ去られて/ひとりもいなくなった。わたしの天幕を張ってくれる者も/その幕を広げてくれる者もいない。
10:21 群れを養う者は愚かになり/主を尋ね求めることをしない。それゆえ、彼らはよく見守ることをせず/群れはことごとく散らされる。
10:22 声がする。見よ、知らせが来る。北の国から大いなる地響きが聞こえる。それはユダの町々を荒廃させ/山犬の住みかとする。
10:23 主よ、わたしは知っています。人はその道を定めえず/歩みながら、足取りを確かめることもできません。
10:24 主よ、わたしを懲らしめてください/しかし、正しい裁きによって。怒りによらず/わたしが無に帰することのないように。
10:25 あなたの憤りを注いでください/あなたを知らない諸国民の上に。あなたの御名を呼ぶことのない諸民族の上に。彼らはヤコブを食い物にし/彼を食い尽くし/その住みかを荒廃させました。