エレミヤ47章 主がペリシテ人を滅ぼされる
エレミヤ47章 主がペリシテ人を滅ぼされる
この章は、エレミヤに語られたペリシテ人に対する神様の予言です。ペリシテ人は、ダビデの時代にも敵として現れました。また、異邦の神を頼り、神様の民に自分の神の名前で、チャレンジして来ました。また、サムソンの時代にも、サムソンを惑わし、彼に対する神様の計画を曲げる原因となりました。
いずれにしても、神様への道を曲げる存在でした。神様の計画に反して、自分たちの高慢を表に出していた、ペリシテ人は、神様の手によって、滅びます。
バビロンを用いて、イスラエルを裁いたように、パラオを頼るイスラエルの残りの民にも、これは、衝撃的なことでした。また、これを通して、イスラエルが神様の元に戻ることが出来れば、良かったのですが、引き続き、エジプトを頼りにし、神様の言葉に聞き従いませんでした。
結局、ペリシテ人は、神様の御手により、滅ばれました。
神様は、恵み深い方でありますが、罰されなければならないものを必ず、罰してくださいます。
神様の御心は、全ての人が、神様の言葉を知り、そこから、救われることを願っています。また、その道を備えてくださいます。心から、悔い改め、生きている神様を体験できることを祈ります。
ヨハネ1:9 自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
47:1 預言者エレミヤに臨んだ主の言葉。ファラオがガザを撃つ前にペリシテ人に向かって。
47:2 主はこう言われる。見よ、北から水が湧き上がり/川となって押し寄せ/地とそこに満ちるもの/町とその住民を押し流す。男たちも叫び、住民は皆、悲鳴をあげる。
47:3 軍馬のひづめの音/戦車のごう音、車輪の響きに/父親は力を失い/子供を顧みることもできない。
47:4 ペリシテ人をすべて滅ぼす日が来る。ティルスとシドンは最後の援軍も断たれる。主がペリシテ人を滅ぼされる/カフトルの島の残りの者まで。
47:5 ガザでは頭をそり落とし/アシュケロンは破滅する。平野に残る者よ/いつまで、身を傷つけるのか。
47:6 災いだ、主が剣を取られた。いつまで、お前は静かにならないのか。鞘に退き、鎮まって沈黙せよ。
47:7 どうして、静かにできようか/主が剣に命じて/アシュケロンと海辺の地に向けて/遣わされたからには。