エゼキエル6章 苦難の時に神様を思い起こす
エゼキエル6章 苦難の時に神様を思い起こす
神様は、エゼキエルにイスラエルの山々に向かって予言するように導きます。その予言の内容は、わたしは剣をお前たちに臨ませ、聖なる高台を破壊する。ということでした。
多くの苦しみが彼らに予言されています。しかし、これらを通して神様がイスラエルに願っているのは何でしょう?
それをこの章からまとめると以下のようになります。
7節: そのとき、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
9節: わたしを思い起こす。 自分を嫌悪するようになる。
10節: そして彼らは、わたしが主であり、理由もなくこの災いを彼らにくだすと告げたのではなかったことを知るようになる。
13節: お前たちは、わたしが主であることを知るようになる。
14節: 彼らは、わたしが主であることを知るようになる。
上記の内容から見ると、一番多く使われている単語は、「知るようになる」ということです。
神様が私たちに求めるのは、私たちが神様を知るようになることです。あらゆる場合、良いことであっても、悪いことであっても、神様の願いは、私たちが神様を知ることです。神様を知る人は、力を受け勇敢になります。また、時代を悟り、神様からの知恵を受け取ることができます。幸いの道を選ぶ知恵が伴います。
聖書にある多くの知識のことばが、私たちを豊かにさせます。聖書に親しむ人は、幸いです。なぜなら、神様を知ることができるからです。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
6:1 主の言葉がわたしに臨んだ。
6:2 「人の子よ、顔をイスラエルの山々に向け、それに向かって預言して、
6:3 言え。イスラエルの山々よ、主なる神の言葉を聞け。主なる神は、山と丘、川と谷に向かって、こう言われる。わたしは剣をお前たちに臨ませ、聖なる高台を破壊する。
6:4 祭壇は荒れ果て、香炉台は砕かれる。また、わたしは、お前たちの中の殺された者を、偶像の前に投げ捨てる。
6:5 わたしはイスラエルの人々の死体をその偶像の前に置き、お前たちの骨を祭壇の周りにまき散らす。
6:6 お前たちの住む所はどこにおいても、町は廃虚とされ、聖なる高台は荒らされる。祭壇も廃虚とされて荒らされ、偶像は粉々に砕かれ、香炉台は打ち壊され、こうしてお前たちの作ったものは一掃される。
6:7 また、殺された者がお前たちの真ん中に倒れる。そのとき、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。
6:8 しかし、お前たちが諸国に散らされるとき、わたしはお前たちのために、剣を逃れた者を諸国民の間に残しておく。
6:9 お前たちのうちで逃れた者は、捕囚として連れ去られる先の国々でわたしを思い起こす。わたしを離れ去る姦淫の心と、偶像にひかれる姦淫の目をわたしが打ち砕くからだ。そして彼らは自ら行った悪のゆえに、その忌まわしいすべてのことのゆえに、自分を嫌悪するようになる。
6:10 そして彼らは、わたしが主であり、理由もなくこの災いを彼らにくだすと告げたのではなかったことを知るようになる。
6:11 主なる神はこう言われる。手をたたき、足を踏み鳴らして、イスラエルの家の忌まわしいすべての悪事を嘆け。彼らは剣と、飢饉と、疫病によって倒れるからだ。
6:12 遠くにいる者は疫病で死に、近くにいる者は剣で倒れる。それを免れ、生き残る者も飢饉で死ぬ。こうしてわたしは彼らに対して怒りを注ぎ尽くす。
6:13 殺された者たちが、祭壇の周りの偶像の間や、高い丘の上、山々の頂で、またすべての緑豊かな木、すべての茂った樫の木の下、あるいはかつて、あらゆる偶像に宥めの香りをささげた場所で倒れるとき、お前たちは、わたしが主であることを知るようになる。
6:14 わたしは彼らに向かって手を伸ばし、この地を荒廃させ、荒れ野からリブラに至るまで、彼らが住むすべての地を荒れ果てたところとする。そのとき、彼らは、わたしが主であることを知るようになる。」