アモス書2章 イスラエルの罪
アモス書2章 イスラエルの罪
モアブ、ユダ、イスラエルの罪について、そして、それに対する神様の対処について預言者アモスは、語りました。
特に、イスラエルはその生き方について、多くのことに過ちがあり、それが裁かれる内容です。
罪という定義は、「的外れ」という意味です。イエス様は、他の人のものを欲しがることを盗みと同じように扱い、女性を貪欲の目で見ることを姦淫と言い、人を妬むことを殺人と言いました。これは、行動だけのことではなく、その人の心の思いにも言えることです。
聖書には、「全ての人が罪を犯したので・・・」とか言えてあります。また、「もし、自分に罪がないというなら、それは嘘ということになる。」ことです。
罪の結果は、その重さの違いにも関わらず、死です。これを免れる人はありません。
死後には、裁きを受けます。この時があることを聖書は示しています。生きている間に自分の罪が赦され、清められ、義と認められることは、この裁きの時、無罪という判決を受けることになります。イエス・キリストがこられたのは、全ての人の罪を背負い、十字架にかけられました。そして、復活することで、全ての死と暗闇をなくしました。
それを信じる事をイエスさまを受け入れることとします。その人は、神様の子供とされる特権が与えれます。(ヨハネの福音書1:12 しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。)
ここから、神様との個人的な関係が始まり、神様と家族としての人生が始まります。
イスラエルの罪について語られたのは、イスラエルを裁くのが最終的な目的ではなく、彼らを約束の地に導き、彼らに幸いを与えるためです。
罪は、必ず罰されますが、罪を認め告白するものには赦しがあります。(第1ヨハネ1:9もし、わたしたちが自分の罪を告白するならば、神は真実で正しいかたであるから、その罪をゆるし、すべての不義からわたしたちをきよめて下さる。 )
赦されることは幸いです。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Amo 2:1 主はこう言われる、「モアブの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを罰してゆるさない。これは彼がエドムの王の骨を焼いて灰にしたからである。
Amo 2:2 それゆえ、わたしはモアブに火を送り、ケリオテのもろもろの宮殿を焼き滅ぼす。モアブは騒ぎと、ときの声と、ラッパの音の中に死ぬ。
Amo 2:3 わたしはそのうちから、支配者を断ち、そのすべてのつかさを彼と共に殺す」と主は言われる。
Amo 2:4 主はこう言われる、「ユダの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを罰してゆるさない。これは彼らが主の律法を捨て、その定めを守らず、その先祖たちが従い歩いた偽りの物に惑わされたからである。
Amo 2:5 それゆえ、わたしはユダに火を送り、エルサレムのもろもろの宮殿を焼き滅ぼす」。
Amo 2:6 主はこう言われる、「イスラエルの三つのとが、四つのとがのために、わたしはこれを罰してゆるさない。これは彼らが正しい者を金のために売り、貧しい者をくつ一足のために売るからである。
Amo 2:7 彼らは弱い者の頭を地のちりに踏みつけ、苦しむ者の道をまげ、また父子ともにひとりの女のところへ行って、わが聖なる名を汚す。
Amo 2:8 彼らはすべての祭壇のかたわらに質に取った衣服を敷いて、その上に伏し、罰金をもって得た酒を、その神の家で飲む。
Amo 2:9 さきにわたしはアモリびとを彼らの前から滅ぼした。これはその高きこと、香柏のごとく、その強きこと、かしの木のようであったが、わたしはその上の実と、下の根とを滅ぼした。
Amo 2:10 わたしはまた、あなたがたをエジプトの地から連れ上り、四十年のあいだ荒野で、あなたがたを導き、アモリびとの地を獲させた。
Amo 2:11 わたしはあなたがたの子らのうちから預言者を起し、あなたがたの若者のうちからナジルびとを起した。イスラエルの人々よ、そうではないか」と主は言われる。
Amo 2:12 「ところがあなたがたはナジルびとに酒を飲ませ、預言者に命じて『預言するな』と言う。
Amo 2:13 見よ、わたしは麦束をいっぱい積んだ車が物を圧するように、あなたがたをその所で圧する。
Amo 2:14 速く走る者も逃げ場を失い、強い者もその力をふるうことができず、勇士もその命を救うことができない。
Amo 2:15 弓をとる者も立つことができず、足早の者も自分を救うことができず、馬に乗る者もその命を救うことができない。
Amo 2:16 勇士のうちの雄々しい心の者もその日には裸で逃げる」と主は言われる。