アモス書6章 万軍の神、主は言われる
アモス書6章 万軍の神、主は言われる
イスラエルの過ちに対する神様からのメッセージが続いています。
そして、神様は彼らに語られます。預言者アモスは、牧者でありましたが、アモスを通して語られるメッセージは、厳しいものでした。
しかし、黙っているのではなく、続いて彼らに語られました。このように語り続けるのは、神様の良い計画を彼らに知らせるためであり、災いの日が来ることを知らせるのは、かれらが神様の御元に来ることを願うからです。
イスラエルの災いの日が近づいたのも、イスラエルが神様の御声を聴こうともしなかったからです。神様の声は今も聞く者には聞こえます。そして、探すものには見つかります。門をたたく者には、開かれます。また、求める者に与えられます。
神様は遠い存在ではなく、身近にいらっしゃいます。私たちがいるすぐそばにいます。その方が語られることを耳を傾け聞き入れる人は幸いです。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Amo 6:1 「わざわいなるかな、安らかにシオンにいる者、また安心してサマリヤの山にいる者、諸国民のかしらのうちの著名な人々で、イスラエルの家がきて従う者よ。
Amo 6:2 カルネに渡って見よ。そこから大ハマテに行き、またペリシテびとのガテに下って見よ。彼らはこれらの国にまさっているか。彼らの土地はあなたがたの土地よりも大きいか。
Amo 6:3 あなたがたは災の日を遠ざけ、強暴の座を近づけている。
Amo 6:4 わざわいなるかな、みずから象牙の寝台に伏し、長いすの上に身を伸ばし、群れのうちから小羊を取り、牛舎のうちから子牛を取って食べ、
Amo 6:5 琴の音に合わせて歌い騒ぎ、ダビデのように楽器を造り出し、
Amo 6:6 鉢をもって酒を飲み、いとも尊い油を身にぬり、ヨセフの破滅を悲しまない者たちよ。
Amo 6:7 それゆえ今、彼らは捕われて、捕われ人のまっ先に立って行く。そしてかの身を伸ばした者どもの騒ぎはやむであろう」。
Amo 6:8 主なる神はおのれによって誓われた、(万軍の神、主は言われる、)「わたしはヤコブの誇を忌みきらい、そのもろもろの宮殿を憎む。わたしはこの町とすべてその中にいる者を渡す」。
Amo 6:9 一つの家に十人の者が残っていても、彼らは死に、
Amo 6:10 そしてその親戚、すなわちこれを焼く者は、骨を家から運びだすために、これを取り上げ、またその家の奥にいる者に向かって、「まだあなたと共にいる者があるか」と言い、「ない」との答がある時、かの人はまた「声を出すな、主の名をとなえるな」と言うであろう。
Amo 6:11 見よ、主は命じて、大きな家を撃って、みじんとなし、小さな家を撃って、切れ切れとされる。
Amo 6:12 馬は岩の上を走るだろうか。人は牛で海を耕すだろうか。ところがあなたがたは公道を毒に変じ、正義の実をにがよもぎに変じた。
Amo 6:13 あなたがたはロデバルを喜び、「われわれは自分の力でカルナイムを得たではないか」と言う。
Amo 6:14 それゆえ、万軍の神、主は言われる、「イスラエルの家よ、見よ、わたしは一つの国民を起して、あなたがたに敵対させる。彼らはハマテの入口からアラバの川まであなたがたを悩ます」。