ゼパニア書1章 主の大いなる日は近い、近づいて、すみやかに来る
ゼパニア書1章 主の大いなる日は近い、近づいて、すみやかに来る
預言者ゼパニアは、ヒゼキヤ王の曽孫です。そして、差し迫った裁きを伝えています。
それを聞く人々の中には、「その心の中で『主は良いことも、悪いこともしない』と言う人々」もいました。しかし、神様の定めの日は、必ず来ます。そして、その日に神様は、「わたしは地のおもてからすべてのものを一掃する」と言われました。
ゼパニアの時代は、ユダの王、ヨシアの時代です。ヨシア王は、神様の言葉を見つけ、それを読み上げ全ての人々にも聞かせて、その御言葉の通り生活をするように指導した王です。きっと、このときは、まだ、そのことが起きる前の段階かと思われます。
しかし、この預言を通して、ユダの国が警戒を受けることができ、悔い改めることができるきっかけとなったと思います。
神様は、このように悔い改める全ての人々に恵と哀れみをくださいます。
その恵と哀れみを止めることはできません。自分から進んで行う行動を神様は喜んで受け入れてくださいます。自分から進んで神様に近づく全ての人々に主の祝福と赦しと憐れみ、そして、恵が与えられます。
感謝をもって主に進み出る人は幸いです。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Zep 1:1 ユダの王アモンの子ヨシヤの世に、ゼパニヤに臨んだ主の言葉。ゼパニヤはクシの子、クシはゲダリヤの子、ゲダリヤはアマリヤの子、アマリヤはヒゼキヤの子である。
Zep 1:2 主は言われる、「わたしは地のおもてからすべてのものを一掃する」。
Zep 1:3 主は言われる、「わたしは人も獣も一掃し、空の鳥、海の魚をも一掃する。わたしは悪人を倒す。わたしは地のおもてから人を絶ち滅ぼす」。
Zep 1:4 「わたしはユダとエルサレムのすべての住民との上に手を伸べる。わたしはこの所からバアルの残党と、偶像の祭司の名とを断つ。
Zep 1:5 また屋上で天の万象を拝む者、主に誓いを立てて拝みながら、またミルコムをさして誓う者、
Zep 1:6 主にそむいて従わない者、主を求めず、主を尋ねない者を断つ」。
Zep 1:7 主なる神の前に沈黙せよ。主の日は近づき、主はすでに犠牲を備え、その招いた者を聖別されたからである。
Zep 1:8 主の犠牲をささげる日に、「わたしはつかさたちと王の子たち、およびすべて異邦の衣服を着る者を罰する。
Zep 1:9 その日にわたしはまた、すべて敷居をとび越え、暴虐と欺きとを自分の主君の家に満たす者を罰する」。
Zep 1:10 主は言われる、「その日には魚の門から叫び声がおこり、第二の町からうめき声がおこり、もろもろの丘からすさまじい響きがおこる。
Zep 1:11 しっくいの家の住民よ、泣き叫べ。あきないする民は皆滅ぼされ、銀を量る者は皆断たれるからである。
Zep 1:12 その時、わたしはともしびをもって、エルサレムを尋ねる。そして滓の上に凝り固まり、その心の中で『主は良いことも、悪いこともしない』と言う人々をわたしは罰する。
Zep 1:13 彼らの財宝はかすめられ、彼らの家は荒れはてる。彼らは家を建てても、それに住むことができない、ぶどう畑を作っても、そのぶどう酒を飲むことができない」。
Zep 1:14 主の大いなる日は近い、近づいて、すみやかに来る。主の日の声は耳にいたい。そこに、勇士もいたく叫ぶ。
Zep 1:15 その日は怒りの日、なやみと苦しみの日、荒れ、また滅びる日、暗く、薄暗い日、雲と黒雲の日、
Zep 1:16 ラッパとときの声の日、堅固な町と高いやぐらを攻める日である。
Zep 1:17 わたしは人々になやみを下して、盲人のように歩かせる。彼らが主に対して罪を犯したからである。彼らの血はちりのように流され、彼らの肉は糞土のように捨てられる。
Zep 1:18 彼らの銀も金も、主の怒りの日には彼らを救うことができない。全地は主のねたみの火にのまれる。主は地に住む人々をたちまち滅ぼし尽される。