ゼカリヤ書6章 神、主の声に聞き従うならば、このようになる
ゼカリヤ書6章 あなたがたがもし励んで、あなたがたの神、主の声に聞き従うならば、このようになる
預言者ゼカリヤは、続いて神様の幻を見ています。そして、この章では、4両の戦車と一つの冠、これに関わるバビロンから戻って来たヘルダイ、トビヤ、エダヤ、およびゼパニヤの子ヨシヤが登場します。また、その名を枝という人がいて、大祭司ヨシヤと一緒に一致をもって平和を保つようになるという預言でした。
この章では、バビロンに捕囚とされていたイスラエルの残り者が、国を再建することについて書かれてあります。イスラエルの再建は、まず、エルサレムから始まりました。そして、エルサレムの再建は神殿から始まりました。神殿には、そこに遣わされる大祭司が必要です。そのために、大祭司ヨシアが選ばれました。
その名を枝という人は、神の宮を立てるようになりますが、そのために彼らに要求されたのは、「あなたがたがもし励んで、あなたがたの神、主の声に聞き従うならば、このようになる」ということです。
神様は、私たちに計画を持っています。しかし、それを知るためには、励んで、神様の御声に聞き、従う必要があります。神様は、今も、求めるものに語られます。そして、その御声に聞き従う者に祝福を与えてくださるのです。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Zec 6:1 わたしがまた目をあげて見ていると、四両の戦車が二つの山の間から出てきた。その山は青銅の山であった。
Zec 6:2 第一の戦車には赤馬を着け、第二の戦車には黒馬を着け、
Zec 6:3 第三の戦車には白馬を着け、第四の戦車には、まだらのねずみ色の馬を着けていた。
Zec 6:4 わたしは、わたしと語るみ使に尋ねた、「わが主よ、これらはなんですか」。
Zec 6:5 天の使は答えて、わたしに言った、「これらは全地の主の前に現れて後、天の四方に出て行くものです。
Zec 6:6 黒馬を着けた戦車は、北の国をさして出て行き、白馬は西の国をさして出て行き、まだらの馬は南の国をさして出て行くのです」。
Zec 6:7 馬が出てくると、彼らは、地をあまねくめぐるために、しきりに出たがるのであった。それで彼が「行って、地をあまねくめぐれ」と言うと、彼らは地を行きめぐった。
Zec 6:8 すると彼はわたしを呼んで、「北の国をさして行く者どもは、北の国でわたしの心を静まらせてくれた」と言った。
Zec 6:9 主の言葉がまたわたしに臨んだ、
Zec 6:10 「バビロンから帰ってきたかの捕囚の中から、ヘルダイ、トビヤおよびエダヤを連れて、その日にゼパニヤの子ヨシヤの家に行き、
Zec 6:11 彼らから金銀を受け取って、一つの冠を造り、それをヨザダクの子である大祭司ヨシュアの頭にかぶらせて、
Zec 6:12 彼に言いなさい、『万軍の主は、こう仰せられる、見よ、その名を枝という人がある。彼は自分の場所で成長して、主の宮を建てる。
Zec 6:13 すなわち彼は主の宮を建て、王としての光栄を帯び、その位に座して治める。その位のかたわらに、ひとりの祭司がいて、このふたりの間に平和の一致がある』。
Zec 6:14 またその冠はヘルダイ、トビヤ、エダヤおよびゼパニヤの子ヨシヤの記念として、主の宮に納められる。
Zec 6:15 また遠い所の者どもが来て、主の宮を建てることを助ける。そしてあなたがたは万軍の主が、わたしをつかわされたことを知るようになる。あなたがたがもし励んで、あなたがたの神、主の声に聞き従うならば、このようになる」。