エペソ書 第6章 霊の戦い
エペソ書 第6章 霊の戦い
この章では、子供と親の関係について、奴隷と主人の関係について、そして、霊的な現状について語られています。
子供は、両親を敬い、親はこどもを主の教育と訓戒をもって育てることを教えています。奴隷も、主人に従う時、人にするようなことではなく、神様に使えるように使えることを教えています。
霊的な戦いについては、私たちの戦いは、血肉に対するのではなく、あらゆる悪霊に対するものであると記しています。
「私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。」
エペソ6:12
目に見える戦いではなく、目に見えない戦いであります。私たちの敵は、人ではありません。本当の敵は、人に働きかけているもろもろの悪霊です。キリストの御名の権威によって悪霊を追い出すことができます。
わたしがここから働くのは目に見えない世界において勝利を宣言し、キリストの御名によって勝利を得ることが必要です。
主が導いてくださるように!
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Children and Parents
Eph 6:1 子どもたちよ。主にあって両親に従いなさい。これは正しいことだからです。
Eph 6:2 「あなたの父と母を敬え。」これは第一の戒めであり、約束を伴ったものです。すなわち、
Eph 6:3 「そうしたら、あなたはしあわせになり、地上で長生きする。」という約束です。
Eph 6:4 父たちよ。あなたがたも、子どもをおこらせてはいけません。かえって、主の教育と訓戒によって育てなさい。
Bondservants and Masters
Eph 6:5 奴隷たちよ。あなたがたは、キリストに従うように、恐れおののいて真心から地上の主人に従いなさい。
Eph 6:6 人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方でなく、キリストのしもべとして、心から神のみこころを行ない、
Eph 6:7 人にではなく、主に仕えるように、善意をもって仕えなさい。
Eph 6:8 良いことを行なえば、奴隷であっても自由人であっても、それぞれその報いを主から受けることをあなたがたは知っています。
Eph 6:9 主人たちよ。あなたがたも、奴隷に対して同じようにふるまいなさい。おどすことはやめなさい。あなたがたは、彼らとあなたがたとの主が天におられ、主は人を差別されることがないことを知っているのですから。
The Whole Armor of God
Eph 6:10 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。
Eph 6:11 悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。
Eph 6:12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。
Eph 6:13 ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。
Eph 6:14 では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、
Eph 6:15 足には平和の福音の備えをはきなさい。
Eph 6:16 これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。
Eph 6:17 救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。
Eph 6:18 すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。
Eph 6:19 また、私が口を開くとき、語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように私のためにも祈ってください。
Eph 6:20 私は鎖につながれて、福音のために大使の役を果たしています。鎖につながれていても、語るべきことを大胆に語れるように、祈ってください。
Final Greetings
Eph 6:21 あなたがたにも私の様子や、私が何をしているかなどを知っていただくために、主にあって愛する兄弟であり、忠実な奉仕者であるテキコが、一部始終を知らせるでしょう。
Eph 6:22 テキコをあなたがたのもとに遣わしたのは、ほかでもなく、あなたがたが私たちの様子を知り、また彼によって心に励ましを受けるためです。
Eph 6:23 どうか、父なる神と主イエス・キリストから、平安と信仰に伴う愛とが兄弟たちの上にありますように。
Eph 6:24 私たちの主イエス・キリストを朽ちぬ愛をもって愛するすべての人の上に、恵みがありますように。