コロサイ書 第2章 キリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されている
コロサイ書 第2章 キリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されている
すべての宗教を超えるキリスト・イエス様の中にある「知恵と知識」が、わたしたちを自由にします。宗教は、わたしたちを縛り付けますが、キリストに根ざす教えは、わたしたちをすべての縛りから自由を与えてくれます。
宗教は、善行や努力により、至ることのできない道に導くが、キリストは、わたしたちに人間の努力によらない、わたしたちの身代わりとなり、私たちのために行った十字架の死と復活を信じる「信仰」を見て、義と認められるのです。
このキリストの中に、すべての知恵と知識が隠されています。彼を信じる信仰、その望み、そして、キリストの愛によって、わたしたちが生かされるのです。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Col 2:1 あなたがたとラオデキヤの人たちと、そのほか直接私の顔を見たことのない人たちのためにも、私がどんなに苦闘しているか、知ってほしいと思います。
Col 2:2 それは、この人たちが心に励ましを受け、愛によって結び合わされ、理解をもって豊かな全き確信に達し、神の奥義であるキリストを真に知るようになるためです。
Col 2:3 このキリストのうちに、知恵と知識との宝がすべて隠されているのです。
Col 2:4 私がこう言うのは、だれもまことしやかな議論によって、あなたがたをあやまちに導くことのないためです。
Col 2:5 私は、肉体においては離れていても、霊においてはあなたがたといっしょにいて、あなたがたの秩序とキリストに対する堅い信仰とを見て喜んでいます。
Alive in Christ
Col 2:6 あなたがたは、このように主キリスト・イエスを受け入れたのですから、彼にあって歩みなさい。
Col 2:7 キリストの中に根ざし、また建てられ、また、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかり感謝しなさい。
Col 2:8 あのむなしい、だましごとの哲学によってだれのとりこにもならぬよう、注意しなさい。そのようなものは、人の言い伝えによるものであり、この世に属する幼稚な教えによるものであって、キリストに基づくものではありません。
Col 2:9 キリストのうちにこそ、神の満ち満ちたご性質が形をとって宿っています。
Col 2:10 そしてあなたがたは、キリストにあって、満ち満ちているのです。キリストはすべての支配と権威のかしらです。
Col 2:11 キリストにあって、あなたがたは人の手によらない割礼を受けました。肉のからだを脱ぎ捨て、キリストの割礼を受けたのです。
Col 2:12 あなたがたは、バプテスマによってキリストとともに葬られ、また、キリストを死者の中からよみがえらせた神の力を信じる信仰によって、キリストとともによみがえらされたのです。
Col 2:13 あなたがたは罪によって、また肉の割礼がなくて死んだ者であったのに、神は、そのようなあなたがたを、キリストとともに生かしてくださいました。それは、私たちのすべての罪を赦し、
Col 2:14 いろいろな定めのために私たちに不利な、いや、私たちを責め立てている債務証書を無効にされたからです。神はこの証書を取りのけ、十字架に釘づけにされました。
Col 2:15 神は、キリストにおいて、すべての支配と権威の武装を解除してさらしものとし、彼らを捕虜として凱旋の行列に加えられました。
Let No One Disqualify You
Col 2:16 こういうわけですから、食べ物と飲み物について、あるいは、祭りや新月や安息日のことについて、だれにもあなたがたを批評させてはなりません。
Col 2:17 これらは、次に来るものの影であって、本体はキリストにあるのです。
Col 2:18 あなたがたは、ことさらに自己卑下をしようとしたり、御使い礼拝をしようとする者に、ほうびをだまし取られてはなりません。彼らは幻を見たことに安住して、肉の思いによっていたずらに誇り、
Col 2:19 かしらに堅く結びつくことをしません。このかしらがもとになり、からだ全体は、関節と筋によって養われ、結び合わされて、神によって成長させられるのです。
Col 2:20 もしあなたがたが、キリストとともに死んで、この世の幼稚な教えから離れたのなら、どうして、まだこの世の生き方をしているかのように、
Col 2:21 「すがるな。味わうな。さわるな。」というような定めに縛られるのですか。
Col 2:22 そのようなものはすべて、用いれば滅びるものについてであって、人間の戒めと教えによるものです。
Col 2:23 そのようなものは、人間の好き勝手な礼拝とか、謙遜とか、または、肉体の苦行などのゆえに賢いもののように見えますが、肉のほしいままな欲望に対しては、何のききめもないのです。