第2テサロニケ書 第1章 お召しにふさわしい者
第2テサロニケ書 第1章 お召しにふさわしい者
使徒パウロは、テサロニケの皆さんを誇りに思っていました。それは、艱難の中でもイエス様への信仰に固く立ち、互いに愛が増し加えられていたからです。
神様の裁きが来ることを伝えました。迫害するものには、迫害を報い、迫害を受けた人には、慰めを与えることです。
2Th 1:8 そのとき主は、神を知らない人々や、私たちの主イエスの福音に従わない人々に報復されます。2Th 1:9 そのような人々は、主の御顔の前とその御力の栄光から退けられて、永遠の滅びの刑罰を受けるのです。
パウロは、テサロニケの聖徒たちのために祈りました。それは、「あなたがたをお召しにふさわしい者にし、また御力によって、善を慕うあらゆる願いと信仰の働きとを全うしてくださいますように。 」と祈りました。ここで、最初に祈ったのが、召しにふさわしい者になることです。召し(Calling)、つまり、神様が信じる一人一人に与えられた召しというものがあります。自分が創られた理由でもあり、生きる目的でもあります。これを知ることは、人間として最も優先すべきものではないでしょうか。これを知る人は幸いです。また、その召しに従って歩むべきです。その召しにふさわしいものになるのが、私たち人間のあるべき姿です。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Greeting
2Th 1:1 パウロ、シルワノ、テモテから、私たちの父なる神および主イエス・キリストにあるテサロニケ人の教会へ。
2Th 1:2 父なる神と主イエス・キリストから、恵みと平安があなたがたの上にありますように。
Thanksgiving
2Th 1:3 兄弟たち。あなたがたのことについて、私たちはいつも神に感謝しなければなりません。そうするのが当然なのです。なぜならあなたがたの信仰が目に見えて成長し、あなたがたすべての間で、ひとりひとりに相互の愛が増し加わっているからです。
2Th 1:4 それゆえ私たちは、神の諸教会の間で、あなたがたがすべての迫害と患難とに耐えながらその従順と信仰とを保っていることを、誇りとしています。
The Judgment at Christ’s Coming
2Th 1:5 このことは、あなたがたを神の国にふさわしい者とするため、神の正しいさばきを示すしるしであって、あなたがたが苦しみを受けているのは、この神の国のためです。
2Th 1:6 つまり、あなたがたを苦しめる者には、報いとして苦しみを与え、
2Th 1:7
苦しめられているあなたがたには、私たちとともに、報いとして安息を与えてくださる ことは、神にとって正しいことなのです。そのことは、主イエスが、炎の中に、力ある御使いたちを従えて天から現われるときに起こります。
2Th 1:8 そのとき主は、神を知らない人々や、私たちの主イエスの福音に従わない人々に報復されます。
2Th 1:9 そのような人々は、主の御顔の前とその御力の栄光から退けられて、永遠の滅びの刑罰を受けるのです。
2Th 1:10 その日に、主イエスは来られて、ご自分の聖徒たちによって栄光を受け、信じたすべての者の・・そうです。あなたがたに対する私たちの証言は、信じられたのです。・・感嘆の的となられます。
2Th 1:11 そのためにも、私たちはいつも、あなたがたのために祈っています。どうか、私たちの神が、あなたがたをお召しにふさわしい者にし、また御力によって、善を慕うあらゆる願いと信仰の働きとを全うしてくださいますように。
2Th 1:12 それは、私たちの神であり主であるイエス・キリストの恵みによって、主イエスの御名があなたがたの間であがめられ、あなたがたも主にあって栄光を受けるためです。