第1テモテへの手紙 第3章 子供たちを従順な者に育てている人
第1テモテへの手紙 第3章 子供たちを従順な者に育てている人
この章では、監督と執事の資格について書いてあります。
その一つが、「子供たちを従順な者に育てている人」ということです。そして、それが何で大事であるかを「自分の家を治めることも心得ていない人が、どうして神の教会を預かることができようか。」と説明しています。
子育ての責任は、父にあります。母は、教えを、父は、訓戒を与えることになります。監督や執事になるには、まず、自分の家の子供たちを従わせることから始まります。
私たちの家の子供たちが従っていけるには、父の役目が大事です。
良い家族のつくりは、父の心が子供に向かうことから始まります。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Qualifications for Overseers
1Ti 3:1 「もし人が監督の職を望むなら、それは良い仕事を願うことである」とは正しい言葉である。
1Ti 3:2 さて、監督は、非難のない人で、ひとりの妻の夫であり、自らを制し、慎み深く、礼儀正しく、旅人をもてなし、よく教えることができ、
1Ti 3:3 酒を好まず、乱暴でなく、寛容であって、人と争わず、金に淡泊で、
1Ti 3:4 自分の家をよく治め、謹厳であって、子供たちを従順な者に育てている人でなければならない。
1Ti 3:5 自分の家を治めることも心得ていない人が、どうして神の教会を預かることができようか。
1Ti 3:6 彼はまた、信者になって間もないものであってはならない。そうであると、高慢になって、悪魔と同じ審判を受けるかも知れない。
1Ti 3:7 さらにまた、教会外の人々にもよく思われている人でなければならない。そうでないと、そしりを受け、悪魔のわなにかかるであろう。
Qualifications for Deacons
1Ti 3:8 それと同様に、執事も謹厳であって、二枚舌を使わず、大酒を飲まず、利をむさぼらず、
1Ti 3:9 きよい良心をもって、信仰の奥義を保っていなければならない。
1Ti 3:10 彼らはまず調べられて、不都合なことがなかったなら、それから執事の職につかすべきである。
1Ti 3:11 女たちも、同様に謹厳で、他人をそしらず、自らを制し、すべてのことに忠実でなければならない。
1Ti 3:12 執事はひとりの妻の夫であって、子供と自分の家とをよく治める者でなければならない。
1Ti 3:13 執事の職をよくつとめた者は、良い地位を得、さらにキリスト・イエスを信じる信仰による、大いなる確信を得るであろう。
The Mystery of Godliness
1Ti 3:14 わたしは、あなたの所にすぐ行きたいと望みながら、この手紙を書いている。
1Ti 3:15 万一わたしが遅れる場合には、神の家でいかに生活すべきかを、あなたに知ってもらいたいからである。神の家というのは、生ける神の教会のことであって、それは真理の柱、真理の基礎なのである。
1Ti 3:16 確かに偉大なのは、この信心の奥義である、「キリストは肉において現れ、霊において義とせられ、御使たちに見られ、諸国民の間に伝えられ、世界の中で信じられ、栄光のうちに天に上げられた」。