第1テモテへの手紙 第4章 あなたの従ってきた良い教の言葉
第1テモテへの手紙 第4章 あなたの従ってきた良い教の言葉
使徒パウロは、霊的な息子、テモテに向かって、働き人として必要とされることを勧めています。その中で、「あなたの従ってきた良い教の言葉」に養われることを勧めています。
御言葉を語るものとして、何を語るかは大事です。しかし、自分が従った良い教えを語ることは、自分の証でもあり、生きた実践を語ることですので、より力強いことでしょう。
神様の御言葉をまず、自分の生活に適用し、それから、教えることが正しい順番ではないでしょうか?
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Some Will Depart from the Faith
1Ti 4:1 しかし、御霊は明らかに告げて言う。後の時になると、ある人々は、惑わす霊と悪霊の教とに気をとられて、信仰から離れ去るであろう。
1Ti 4:2 それは、良心に焼き印をおされている偽り者の偽善のしわざである。
1Ti 4:3 これらの偽り者どもは、
- 結婚を禁じたり、
- 食物を断つことを命じたりする。
しかし食物は、信仰があり真理を認める者が、感謝して受けるようにと、神の造られたものである。
1Ti 4:4 神の造られたものは、みな良いものであって、感謝して受けるなら、何ひとつ捨てるべきものはない。
1Ti 4:5 それらは、神の言と祈とによって、きよめられるからである。
A Good Servant of Christ Jesus
1Ti 4:6 これらのことを兄弟たちに教えるなら、あなたは、
- 信仰の言葉
と
- あなたの従ってきた良い教の言葉
と
に養われて、
キリスト・イエスのよい奉仕者になるであろう。
1Ti 4:7 しかし、俗悪で愚にもつかない作り話は避けなさい。
信心のために自分を訓練しなさい。
1Ti 4:8 からだの訓練は少しは益するところがあるが、信心は、今のいのちと後の世のいのちとが約束されてあるので、万事に益となる。
1Ti 4:9 これは確実で、そのまま受けいれるに足る言葉である。
1Ti 4:10 わたしたちは、このために労し苦しんでいる。それは、すべての人の救主、特に信じる者たちの救主なる生ける神に、望みを置いてきたからである。
1Ti 4:11 これらの事を命じ、また教えなさい。
1Ti 4:12 あなたは、年が若いために人に軽んじられてはならない。むしろ、
- 言葉にも、
- 行状にも、
- 愛にも、
- 信仰にも、
- 純潔にも、
信者の模範になりなさい
。
1Ti 4:13 わたしがそちらに行く時まで、聖書を朗読することと、勧めをすることと、教えることとに心を用いなさい。
1Ti 4:14 長老の按手を受けた時、預言によってあなたに与えられて内に持っている恵みの賜物を、軽視してはならない。
1Ti 4:15 すべての事にあなたの進歩があらわれるため、これらの事を実行し、それを励みなさい。
1Ti 4:16 自分のことと教のこととに気をつけ、それらを常に努めなさい。そうすれば、あなたは、自分自身とあなたの教を聞く者たちとを、救うことになる。