詩篇73篇 神に逆らう者が富んでいるように見えるが・・・
詩篇73篇 神に逆らう者が富んでいるように見えるが・・・
神様に逆らう者は、一時期豊かで、安らぎのあるように見えるが、その終末は、悲惨な状況に落ちいます。
この篇に書かれてある、ダビデの目覚めは、彼らの終末を悟ったからです。その前までは、うらやましく思っていたからです。
73:3 神に逆らう者の安泰を見て/わたしは驕る者をうらやんだ。
しかし、彼らの終末が神様の裁きでどんな状況になるかを知った時は、ダビデは、そのようにならないように自分を清めることにしていました。
73:16 わたしの目に労苦と映ることの意味を/知りたいと思い計り
73:17 ついに、わたしは神の聖所を訪れ/彼らの行く末を見分けた
そこから、ダビデは、今神に逆らう者が安穏しているが、後には酷い裁きに会う事を知った後、このように語りました。
73:27 見よ、あなたを遠ざかる者は滅びる。御もとから迷い去る者をあなたは絶たれる。
73:28 わたしは、神に近くあることを幸いとし/主なる神に避けどころを置く。わたしは御業をことごとく語り伝えよう。
彼が取った行動は、1)神に近づく 2)神に避けどころを置く 3)神様の御業をことごとく語り伝える。
今も、この原則は、同様に適用できるでしょう。神にみことばと祈りを持って近づき、ある問題があるときは、神様に伺い、避けどころにし、神様がなさった御業を伝えることが、私の行くべき道である。
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73:1 【賛歌。アサフの詩。】神はイスラエルに対して/心の清い人に対して、恵み深い。
73:2 それなのにわたしは、あやうく足を滑らせ/一歩一歩を踏み誤りそうになっていた。
神に逆らうもの
73:3 神に逆らう者の安泰を見て/わたしは驕る者をうらやんだ。
73:4 死ぬまで彼らは苦しみを知らず/からだも肥えている。
73:5 だれにもある労苦すら彼らにはない。だれもがかかる病も彼らには触れない。
73:6 傲慢は首飾りとなり/不法は衣となって彼らを包む。
73:7 目は脂肪の中から見まわし/心には悪だくみが溢れる。
73:8 彼らは侮り、災いをもたらそうと定め/高く構え、暴力を振るおうと定める。
73:9 口を天に置き/舌は地を行く。
73:10 (民がここに戻っても/水を見つけることはできないであろう。)
73:11 そして彼らは言う。「神が何を知っていようか。いと高き神にどのような知識があろうか。」
73:12 見よ、これが神に逆らう者。とこしえに安穏で、財をなしていく。
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73:13 わたしは心を清く保ち/手を洗って潔白を示したが、むなしかった。
73:14 日ごと、わたしは病に打たれ/朝ごとに懲らしめを受ける。
73:15 「彼らのように語ろう」と望んだなら/見よ、あなたの子らの代を/裏切ることになっていたであろう。
73:16 わたしの目に労苦と映ることの意味を/知りたいと思い計り
73:17 ついに、わたしは神の聖所を訪れ/彼らの行く末を見分けた
73:18 あなたが滑りやすい道を彼らに対して備え/彼らを迷いに落とされるのを
73:19 彼らを一瞬のうちに荒廃に落とし/災難によって滅ぼし尽くされるのを
73:20 わが主よ、あなたが目覚め/眠りから覚めた人が夢を侮るように/彼らの偶像を侮られるのを。
73:21 わたしは心が騒ぎ/はらわたの裂ける思いがする。
73:22 わたしは愚かで知識がなく/あなたに対して獣のようにふるまっていた。
73:23 あなたがわたしの右の手を取ってくださるので/常にわたしは御もとにとどまることができる。
73:24 あなたは御計らいに従ってわたしを導き/後には栄光のうちにわたしを取られるであろう。
73:25 地上であなたを愛していなければ/天で誰がわたしを助けてくれようか。
73:26 わたしの肉もわたしの心も朽ちるであろうが/神はとこしえにわたしの心の岩/わたしに与えられた分。
73:27 見よ、あなたを遠ざかる者は滅びる。御もとから迷い去る者をあなたは絶たれる。
73:28 わたしは、神に近くあることを幸いとし/主なる神に避けどころを置く。わたしは御業をことごとく語り伝えよう。