2025年9月26日
デボーションの方法

ある人のデボーションノート 例2

ある人のデボーションノート 例2:

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聖書 ヨハネ 19章17~27節
題目 兄弟姉妹への愛を忘れていないか

<内容観察>
イエス様は十字架上で息を引き取る前に、母マリアを弟子のヨハネに託し、このことによって弟子のヨハネはイエス様の死後、マリアを家に引き取りました。

<静聴>
26~27節
御自分の使命を果たすことだけでなく、愛の心を持ち、しもべとしての義務も果たされたお方です。主は、今まさに十字架で死なれ、ご自分の使命を全うされよ うとしてるときに、使命のことだけを考えるのではなく、地上での母親であるマリアのことを考え、その世話を弟子であるヨハネにお任せになりました。私は自 分の使命さえ果たせばよいという姿勢で、自分の奉仕ばかりに心を奪われ、ほかの兄弟姉妹たちへの配慮を忘れてはいなかったでしょうか。

<祈りと適用>
私 は自分の嫌いな奉仕はしたくないという思いから、特に教会の食事の奉仕を避けていたことを示されました。先日もある姉妹から「食事当番を手伝って欲しい」 と言われたのに、「ほかの奉仕で忙しいから」と言い訳をして断ってしまいました。しかし今日、イエス様はご自分が一番苦しい時でも、兄弟姉妹に対する愛の 心でいっぱいだったことを知りました。イエス様、ごめんなさい。明日彼女に声をかけて、食事当番の奉仕を手伝います。そして料理を教わりながら、彼女と良 い関係を築くように最善を尽くします。

<今日の優先順位>
夕方彼女の家に電話をして、来週の当番を一緒にさせてもらうように話す。

例2の解説

このデボーションをしている人は、女性です。

彼女は教会での食事の奉仕を依頼されていましたが、自分の嫌いな奉仕はしたくないという思いから、言い訳をして、その依頼を断っていました。

イエス様は、十字架の死という自分の使命を果たそうとする時も、母マリアのことを考え、その世話をヨハネに託し、母のことまで配慮する方でした。

イエス様は、ご自分が一番苦しい時でも、兄弟姉妹に対する愛の心でいっぱいだったこと、自分が嫌いな食事の奉仕を避けていたことに気づき、言い訳をして配慮を避けていたことを悔い改め、食事当番をするために連絡をするという適用に導かれています

「そして、食事当番を誘ってくれた人に電話し、来週の当番を一緒にさせてもらうように話しをする」という適用が書かれています。
このデボーションの特徴も、神の導きを得て生活に適用することにあります。聖書を思いめぐらすことに終わらないで、神さまの導きを具体的に受け取るところに特徴があります。

 

(このガイドは、http://hola.la.coocan.jp/devotion/dev_index.htmlの牧師堀江明夫による「御言葉に生かされる恵み」からのもので、許可を得て転載したものです。)

 

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