ホセア書7章 わたしがイスラエルをいやすとき
ホセア書7章 わたしがイスラエルをいやすとき
神様は、イスラエルの悪さや背きを知っていましたが、彼らが戻ってくるとき、彼らを受け入れる心の準備が出来ていました。
この章では、神様がイスラエルの全ての悪を覚えていると教えています。しかし、彼らの心は硬くなにしていました。それを知っていながら、神様は、イスラエルを癒す時が来ることを計画していました。
私たちの悪や背きがあっても、そして、それを知っていながら、私たちがそれから離れる硬い決心をする時、神様は異常な恵みを与え、赦しと同時に、私たちを清めてくださいます。また、聖なるものと義なるものと見なしてくださいます。
これが、神様の無条件的な愛です。
神様は、今も私たちをこのような無条件的な愛で愛してくださいます。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
Hos 7:1 わたしがイスラエルをいやすとき、エフライムの不義と、サマリヤの悪しきわざとは現れる。彼らは偽りをおこない、内では盗びとが押し入り、外では山賊の群れが襲いきたる。
Hos 7:2 しかし、彼らはわたしが彼らのすべての悪を覚えていることを悟らない。今、そのわざは彼らを囲んで、わたしの顔の前にある。
Hos 7:3 彼らはその悪をもって王を喜ばせ、その偽りをもって君たちを喜ばせる。
Hos 7:4 彼らはみな姦淫を行う者で、パンを焼く者が熱くする炉のようだ。パンを焼く者は、ねり粉をこねてから、それがふくれるまで、しばらく、火をおこす事をしないだけだ。
Hos 7:5 われわれの王の日に、つかさたちは酒の熱によって病みわずらい、王はあざける者と共に手を伸べた。
Hos 7:6 彼らは陰謀をもってその心を炉のように燃やす。その怒りは夜通しくすぶり、朝になると炎のように燃える。
Hos 7:7 彼らは皆、炉のように熱くなって、そのさばきびとを焼き滅ぼす。そのもろもろの王は皆たおれる。彼らの中にはわたしを呼ぶ者がひとりもない。
Hos 7:8 エフライムはもろもろの民の中に入り混じる。エフライムは火にかけて、かえさない菓子である。
Hos 7:9 他国人らは彼の力を食い尽すが、彼はそれを知らない。しらがが混じってはえても、それを悟らない。
Hos 7:10 イスラエルの誇は自らに向かって証言している、彼らはこのもろもろの事があっても、なおその神、主に帰らず、また主を求めない。
Hos 7:11 エフライムは知恵のない愚かな、はとのようだ。彼らはエジプトに向かって呼び求め、またアッスリヤへ行く。
Hos 7:12 彼らが行くとき、わたしは彼らの上に網を張って、空の鳥のように引き落し、その悪しきおこないのゆえに、彼らを懲らしめる。
Hos 7:13 わざわいなるかな、彼らはわたしを離れて迷い出た。滅びは彼らに臨む。彼らがわたしに向かって罪を犯したからだ。わたしは彼らをあがなおうと思うが、彼らはわたしに逆らって偽りを言う。
Hos 7:14 彼らは真心をもってわたしを呼ばず、ただ床の上で悲しみ叫ぶ。彼らは穀物と酒のためには集まるが、わたしに逆らう。
Hos 7:15 わたしは彼らを教え、その腕を強くしたが、彼らはわたしに逆らって、悪しき事をはかる。
Hos 7:16 彼らはバアルに帰る。彼らはあざむく弓のようだ。彼らの君たちはその舌の高ぶりのために、つるぎに倒れる。これはエジプトの国で人々のあざけりとなる。