第1コリント人への手紙 第16章 身をもって聖徒に奉仕してくれた人々
第1コリント人への手紙 第16章 身をもって聖徒に奉仕してくれた人々
使徒パウロは、色んな所に行きながら、福音を伝えました。また、自分の手で働き、自分の必要を満たし、ともに働く兄弟たちの必要も満たしていました。その中で、ともに働いていた人々に対して、自分と同じように接してくれることをコリントの聖徒にお願いしています。
特に、「身をもって聖徒に奉仕してくれた人々」に対して、安らぎを与え、彼らを重んじてほしいとお願いしています。
さて、パウロと同じ心をもって、聖徒に仕える人々は、コリントの教会において大きな影響がありましたので、彼らを大事にすることは、コリントの教会において祝福となったでしょう。それに対し、働く人々をよくすることは、主にあって良いことであることを説明しています。
私たちに与えられた働き人を感謝し、その人に尊敬を表し、彼らが安心して働けるように彼らの必要を満たすことは、神様の恵みを受ける私たちの役割であります。
自分のために、霊的に働く人々を感謝し、主が与えてくださった働き人に従って歩みましょう。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
1Co 16:1 聖徒たちへの献金については、わたしはガラテヤの諸教会に命じておいたが、あなたがたもそのとおりにしなさい。
1Co 16:2 一週の初めの日ごとに、あなたがたはそれぞれ、いくらでも収入に応じて手もとにたくわえておき、わたしが着いた時になって初めて集めることのないようにしなさい。
1Co 16:3 わたしが到着したら、あなたがたが選んだ人々に手紙をつけ、あなたがたの贈り物を持たせて、エルサレムに送り出すことにしよう。
1Co 16:4 もしわたしも行く方がよければ、一緒に行くことになろう。
1Co 16:5 わたしは、マケドニヤを通過してから、あなたがたのところに行くことになろう。マケドニヤは通過するだけだが、
1Co 16:6 あなたがたの所では、たぶん滞在するようになり、あるいは冬を過ごすかも知れない。そうなれば、わたしがどこへゆくにしても、あなたがたに送ってもらえるだろう。
1Co 16:7 わたしは今、あなたがたに旅のついでに会うことは好まない。もし主のお許しがあれば、しばらくあなたがたの所に滞在したいと望んでいる。
1Co 16:8 しかし五旬節までは、エペソに滞在するつもりだ。というのは、有力な働きの門がわたしのために大きく開かれているし、
1Co 16:9 また敵対する者も多いからである。
1Co 16:10 もしテモテが着いたら、あなたがたの所で不安なしに過ごせるようにしてあげてほしい。彼はわたしと同様に、主のご用にあたっているのだから。
1Co 16:11 だれも彼を軽んじてはいけない。そして、わたしの所に来るように、どうか彼を安らかに送り出してほしい。わたしは彼が兄弟たちと一緒に来るのを待っている。
1Co 16:12 兄弟アポロについては、兄弟たちと一緒にあなたがたの所に行くように、たびたび勧めてみた。しかし彼には、今行く意志は、全くない。適当な機会があれば、行くだろう。
1Co 16:13 目をさましていなさい。信仰に立ちなさい。男らしく、強くあってほしい。
1Co 16:14 いっさいのことを、愛をもって行いなさい。
1Co 16:15 兄弟たちよ。あなたがたに勧める。あなたがたが知っているように、ステパナの家はアカヤの初穂であって、彼らは身をもって聖徒に奉仕してくれた。
1Co 16:16 どうか、このような人々と、またすべて彼らと共に働き共に労する人々とに、従ってほしい。
1Co 16:17 わたしは、ステパナとポルトナトとアカイコとがきてくれたのを喜んでいる。彼らはあなたがたの足りない所を満たし、
1Co 16:18 わたしの心とあなたがたの心とを、安らかにしてくれた。こうした人々は、重んじなければならない。
1Co 16:19 アジヤの諸教会から、あなたがたによろしく。アクラとプリスカとその家の教会から、主にあって心からよろしく。
1Co 16:20 すべての兄弟たちから、よろしく。あなたがたも互に、きよい接吻をもってあいさつをかわしなさい。
1Co 16:21 ここでパウロが、手ずからあいさつをしるす。
1Co 16:22 もし主を愛さない者があれば、のろわれよ。マラナ・タ(われらの主よ、きたりませ)。
1Co 16:23 主イエスの恵みが、あなたがたと共にあるように。
1Co 16:24 わたしの愛が、キリスト・イエスにあって、あなたがた一同と共にあるように。