詩篇46篇 助けて下さる神様
詩篇46篇 助けて下さる神様
苦難の時、自分を頼りにする傾向にあります。しかし、その自分の頑張りには、必ず限界があります。
聖書が教える神様が岩、砦、助けであるという意味は何でしょうか?それは、人間と神様の関係の中に築いた信頼です。多くの宗教は、人間に善行を行うように薦めています。勿論、キリスト教でも、それを薦めますが、絶対的な違いがあります。それは、善行を行うことで、神様が自分を受け入れてくれるという前提で行う宗教的な行いと、神様が十字架に神の御子キリストを私たちのためにお渡しになり、私たちのために死なれたキリストの死と復活が私たちを神の身元に導かれ、神様に罪の赦しと救い、そして、神様の御恵みに感謝で一杯になり、その方に感謝の表現として善行を行うことです。
説明が長くなりますが、聖書が教える助けというのは、困った時に神頼みとは違い、神様との個人的な、人格的な関係のなかに生まれた信頼関係を基に、必ず主は助けて下さるという確信を表します。
この意味で、主は私の砦であり、助ける方ということです。
そうなって欲しいな~ということではなく、必ずそうして下さるという確信の表現です。幼稚園の子が机の上から2mも離れている父にジャンプして飛び降りるように、自分の父は自分を安全に受け取ってくださるという信頼の基で、飛び込むように、クリスチャンの中にある、頼りは、主の人格、性格、そして、神様としての性質を知り、その方への信頼の上に、主は私を助けて下さると告白することです。
主に信頼するものは、確かに主が助けて下さることを信じます。
主は「私の」避けどころ、砦です。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
46:1 【指揮者に合わせて。コラの子の詩。アラモト調。歌。】
46:2 神はわたしたちの避けどころ、わたしたちの砦。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。
46:3 わたしたちは決して恐れない/地が姿を変え/山々が揺らいで海の中に移るとも
46:4 海の水が騒ぎ、沸き返り/その高ぶるさまに山々が震えるとも。〔セラ
46:5 大河とその流れは、神の都に喜びを与える/いと高き神のいます聖所に。
46:6 神はその中にいまし、都は揺らぐことがない。夜明けとともに、神は助けをお与えになる。
46:7 すべての民は騒ぎ、国々は揺らぐ。神が御声を出されると、地は溶け去る。
46:8 万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。〔セラ
46:9 主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。主はこの地を圧倒される。
46:10 地の果てまで、戦いを断ち/弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
46:11 「力を捨てよ、知れ/わたしは神。国々にあがめられ、この地であがめられる。」
46:12 万軍の主はわたしたちと共にいます。ヤコブの神はわたしたちの砦の塔。〔セラ