詩篇126篇 主は大いなることをされた!
☆主は私たちのために大いなることをされた!

詩篇126篇
1「主がシオンの繁栄を元どおりにされたとき、私たちは夢を見ている者のようであった。
2「そのとき、私たちの口は笑いで満たされ、私たちの舌は喜びの叫びで満たされた。
そのとき、国々の間で、人々は言った。
『主は彼らのために大いなることをされた。
3「主は私たちのために大いなることをなされ、私たちは喜んだ。
―元どおりにされた、ということは、そうでない時があったことが分かります。
実際、全く逆の預言がありました。
「わたしは彼らを諸国の民の間に散らし、彼らを国々に追い散らし、彼らの行いとわざとに応じて彼らをさばいた。彼らは、その行く先の国々に言っても、わたしの聖なる名を汚した。人々は彼らについて、『子の人々は主の民であるのに、主の国から出されたのだ。』といったのだ。」(エゼキエル36:19,20)
イスラエルの民は、不信仰により、散らされました。そしてそれをみたユダヤ人ではない人々は、それを見てそう言ったのです。
しかし、こう続きます。
「わたしがきよい水をあなたがたの上に振りかけるそのとき、あなたがたはすべての汚れからきよめられる。わたしはすべての偶像の汚れからあなたがたをきよめ、あなたがたに新しい心を与え、あなたがたのうちに新しい霊を授ける。わたしはあなたがたのからだから石の心を取り除き、あなたがたに肉の心を与える。わたしの霊をあなたがたのうちに授け、わたしのおきてに従って歩ませ、わたしの定めを守り行わせる。」(エゼキエル36:25~27)
この後も、主のすばらしい祝福の約束は続きます。それは、主の新しい霊によるものです。「わたしの霊」それは聖霊の働きでなくてなんでしょう。
そしてそれを見た人々は「荒れ果てていたこの国は、エデンの園のようになった。」というのです。(35節)
聖霊が来る時、ユダヤ人も、そうでない民族も、共に、主は大いなることをされたといって、主をほめたたえるのです。
そして主の御わざはすでに完成しています。(ヘブル4:3)
☆主は、聖霊によって大いなることをされる。
☆それを見て人々は、喜び、主をほめたたえる。
4「主よ。ネゲブの流れのように、私たちの繁栄を元どおりにしてください。
ネゲブの流れ、というと、川を想像しますが、実はネゲブとは、イスラエルにある砂漠のことです。↓

流れ、という以前に水すらありません。ではなぜ、詩篇にネゲブの流れのように、と書いてあるのでしょう?
実は、今年主は大いなることをなされました。なんと、
今年初め、一晩で一年の70%にも及ぶ大雨がネゲブであったのです。↓
今年初め、一晩で一年の70%にも及ぶ大雨がネゲブであったのです。↓

このことは聖書にも約束されていました。
「ほら、冬は過ぎ去り、大雨も通り過ぎて行った。」(雅歌2:11)
*イスラエルでは、2月には春のようになり、桜のようなアーモンドの花が咲きます。

水がない砂漠のようなネゲブは、多すぎるほどの水で潤されました。
そして、冬は過ぎ去り、約束の春は来ました!
☆主のときは来ています!
5「涙とともに種を蒔く者は、喜び叫びながら刈り取ろう。
6「種入れをかかえ、泣きながら出ていく者は、束をかかえ、喜び叫びながら帰ってくる。
日本での、宣教、福音の種まきは、ほんとうに、涙、泣きながらでしょう。
しかし、主は喜びの収穫を約束してくださいます!
冬は過ぎ去り、春はきました!(雅歌2:10~15)
聖霊の働きを待ち望み、大胆に主の御名をほめたたえていこうではありませんか!