詩篇126篇 涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる
詩篇126篇 涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる
この詩編は、歴史の中にイスラエルが囚われ人となった時から、自分たちの 故郷に戻られた時のお話しです。
自分の故郷に帰るときの民の心には、喜びが満ち溢れています。
そして、最後の部分では、「涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる」と書いています。
人生には、大きく二つの時があると思います。一つは、種を蒔く時です。そして、もう一つは、刈り入りをする時です。私たちの生活の多くの時間を種を蒔く時に使っていると思います。しかし、必ず蒔いた種は芽が出て、刈り入りの時を迎えます。
その過程では、涙があると思います。北海道の百年の歴史には、多くの涙が伴ったと思います。しかし、その子孫たちには、生活の基盤が与えられ、先祖が流して下さった涙は、私たちの喜びにつながっています。開拓の皆様、お疲れ様でした。
今日も、種まきを続けながら、必ず来る刈り入りの時期を待ち望みます。
ゴスペルハウス
アブラハム・リー
126:1 【都に上る歌。】主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて/わたしたちは夢を見ている人のようになった。
126:2 そのときには、わたしたちの口に笑いが/舌に喜びの歌が満ちるであろう。そのときには、国々も言うであろう/「主はこの人々に、大きな業を成し遂げられた」と。
126:3 主よ、わたしたちのために/大きな業を成し遂げてください。わたしたちは喜び祝うでしょう。
126:4 主よ、ネゲブに川の流れを導くかのように/わたしたちの捕われ人を連れ帰ってください。
126:5 涙と共に種を蒔く人は、喜びの歌と共に刈り入れる。
126:6 種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は/束ねた穂を背負い/喜びの歌をうたいながら帰ってくる。